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山形大 教育学部は教員養成課程のみ設置する方針

 山形大学は新たに設置する教育学部の構成について教員養成課程のみとする方針を明らかにしました。

 2026年度におよそ20年ぶりに設置される山形大学の教育学部。1月16日の記者会見で大学は、当初想定していた教員免許の取得を必須としないいわゆる「ゼロ免課程」を組み入れずに、取得を必須とする教員養成課程のみ設置する方針を明らかにしました。
 ゼロ免課程の廃止を掲げる文部科学省の方針を踏まえる形となりました。

【山形大学出口毅副学長】
「全国の教育・教員養成系の大学学部において、ゼロ免課程を廃止してきている流れの中で、本学として一つの課程に絞り込んだうえで本学の教育的な資源を教育学部に注いでいく」

 教育学部の定員は当初の計画から20人少ない「145人」で、早ければ2025年6月ごろに設置の認可が下りる見込みです。