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雪の中に埋めた野菜を掘り出し 約400キロ分

 山形県新庄市では雪の中で寝かせることで甘みが増す「雪の下野菜」が掘り出され、店頭販売が始まりました。

 新庄市の産直施設「まゆの郷」の敷地内で掘り出された「雪の下野菜」です。雪の中に埋めた野菜は寒さから身を守ろうと糖分を蓄え、通常より甘みが増しみずみずしくなると言われています。
 1月16日は12月25日に雪の中に埋められた白菜や大根、リンゴなどおよそ400キロが、産直関係者と一般の参加者によって掘り出されました。

「(掘り出し作業は)あっという間だったけど、楽しかった。雪で冷えたまま、冷たいリンゴを食べたい」

 去年は雪不足に悩まされましたが、今年は平年並みの積雪があり、通常通り雪の中に埋める作業ができたということです。 掘り出された野菜はそのまま直売所で販売され、多くの人が新鮮な野菜を買い求めていました。

「(雪の下野菜の販売に) 毎年来てる。(雪の下野菜は違う?)違う。とれたてと同じになる。甘みも出てくるので違う。」

 この雪の下野菜は、「まゆの郷」で、2月下旬まで販売される予定です。