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温泉の神様に感謝する伝統行事「洞開」始まる

蔵王温泉で温泉の神様に感謝する年明けの伝統行事「洞開」が行われました。

毎年この時期に蔵王温泉旅館組合のメンバーが総出で行う「洞開」。浴槽の栓を意味する「洞」を開けて古いお湯を抜き、浴槽を洗い清めて温泉の神様に感謝するという、江戸時代から300年以上続くとされる伝統行事です。
1月16日朝7時頃から組合のメンバー30人が、今年一年の商売繁盛、家内安全などを願いながら上湯・下湯・川原湯の3つの共同浴場を清掃しました。
12月の蔵王温泉の宿泊者数は、台湾、香港、オーストラリアからの観光客などが好調で、前の年に比べ2割ほど増えているということです。

【蔵王温泉旅館組合斉藤長右衛門組合長】
「今年は雪にも恵まれ、お客様にも恵まれ、今月下旬には「春節」という大きなヤマがやってくる。多くのお客様を安全に楽しくお迎えしたい。」

 蔵王温泉スキー場の積雪は昨シーズンの1.5倍ということで組合では今後の雪にも期待を寄せています。