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「ハザードマップ普及を」雪崩対策学ぶ全国セミナー

全国的に大雪による被害が相次ぐ中、雪崩災害の対策などを学ぶセミナーが山形市で開かれました。

このセミナーは、47都道府県で組織する協議会が、毎年、全国1都市で開催しています。

今年は、山形市が開催地に選ばれ、全国の自治体担当者などおよそ100人が参加しました。

講演した山形大学の常松佳恵准教授は、雪崩の危険箇所を示す「雪崩ハザードマップ」が、全国で普及していない点を指摘しました。

【山形大学理学部 常松佳恵准教授】「あまり雪崩についてのハザードマップというのは聞いたことがない気がしていてハザードマップまでいかないが、やはり山形県も雪の多いところなのでこういったパンフレットをホームページにあげていて広報していると感じる」

また近年は、普段雪の少ない地域でも大雪となる傾向があるとして、参加者は、災害に備える重要性を再認識していました。