YTS NEWS
News
県知選2025「政策を問う」災害対応
ゴジダスでは、きょうから3回にわたって県政課題の現状や、解決に向けた候補者の考えを紹介する「政策を問う」を放送します。
初回は「災害対応」についてです。
去年7月、庄内と最上を中心に甚大な被害をもたらした記録的な大雨。
被害額は12月23日時点で1111億円にのぼっています。
また、倒壊した住宅や浸水被害を受けた建物の数は1800軒にのぼり、被災者の早急な生活再建が求められています。
自宅が被害を受けた酒田市の堀春樹さんは、金銭的な支援の拡充を望みます。
【堀春樹さん】「結局ここらへん(常禅寺)、みんな水害でなにもなくなった状況、電化製品とかも。補助額決まっていると思うんだけど、生活していくにしてもお金掛かるし、全然足りないもんだから。そこらへんどうにかしてもらえないかなと思う。」
こちらは近くを流れる川の水があふれ、集落一帯が土砂に埋もれた酒田市の北青沢です。
この集落で暮らしていた相蘇隆治さんは激甚化、頻発化する気象災害に危機感を募らせています。
【相蘇隆治さん】「雨の降り方が全然、何十年前と違いますので、いつこういう災害がまた起こるかもしれませんので、ここに戻って生活する人はほとんどいないと思います。」
相蘇さんは、スピード感を持って復旧・復興に取り組む県政のリーダーを望みます。
【相蘇隆治さん】「住民の意見を尊重しながら、県政を進めてもらいたい。これからの知事の第一目標は復興、それを第一に進めていただければ、大変ありがたい。」
このほかにも、防災集団移転事業や河川の治水対策など、課題が山積しています。
ここからは、こうした「災害対応」について候補者の訴えを紹介します。
立候補しているのは届け出順にいずれも無所属で現職の吉村美栄子さんと新人の金山屯さんの2人です。
【吉村美栄子候補】「市町村と一緒になって生活再建ということに取り組んで行きますし、みなさんの事情、お気持ちをお聞きして寄り添いながら市町村と一緒になってやっていかなければならない。地域防災力の向上ですとか防災士の養成とか女性も防災に参画してもらうことに力を入れて、治水対策もやりますからソフト、ハード両面から事業に力を入れていきたい」
【金山屯候補】「自然災害を止めるなんてことはできないんですよね。対策としては結局、避難訓練とかそういうものをきちんとやっていれば、被害は少なくすむはずなので被害が大きく出たということは対策がなってなかったということですよね。実際にどんな被害が出たか知らないので、だけど人災というものがとても多いと思います。被害が少なくなるような訓練とかそういうものに力を入れるべき。」
県知事選挙企画「政策を問う」あすは「子育て政策」についてお伝えします。
閲覧数ランキング