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山形市郊外 住宅火災2人の遺体見つかる

山形市の郊外で発生した住宅火災で焼け跡から2人の遺体が見つかりました。

この家に住む高齢の夫婦と連絡がとれず、警察は身元の確認を進めています。

午前8時半ごろ、山形市中野の布施政敏さんの住宅で「建物が燃えている」と住民から消防に通報がありました。

火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、木造一部2階建ての住宅1軒が全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が見つかりました。

【田中良樹リポート】「火事があった現場です。住宅の壁は黒く焼け焦げていて、火事の大きさを物語っています。そして、たった今、2人の遺体が現場から運び出されました。」

警察によりますと、この家には布施さん夫婦と長男夫婦合わせて4人が住んでいて、長男夫婦は家の外に逃げましたがのどの痛みや顔のやけどなどで病院に搬送されました。

一方、布施さん夫婦とは現在も連絡がとれていません。

【インタビュー】「ものすごい炎だった、真っ黒な煙が出ていた。家族はじいちゃんばあちゃんと息子夫婦(合わせて4人)」「今までにないような火のあがり方、燃え方だった。(燃え方の激しいところは)私が行った時には2階からでした。2階がすごい燃え方で。形もなくなっている。2階の方は。そこだけじゃなくて、一帯が燃えていた。両サイドも下も。」

警察は遺体の身元の確認を進めるとともに詳しい出火原因を調べています。