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知事選2025 候補者を追う 金山屯候補
県知事選挙企画「候補者を追う」。きょうは無所属で新人の金山屯さんです。
【第一声】「知事になりたくて立っているんじゃないんですよ。勝てない政治には出ない、こんなバカな政治を今、日本が繰り返しているんですよ。こんなことをとてもじゃないけど高齢である私はあえて反対の声を上げたいと思って今回の選挙の(候補者に)なった。」
無所属で新人の金山屯さんは、東京都出身の84歳。
会社員などを経ておよそ20年前に福島県白河市に移住し、現在は自然塾の代表や、執筆活動などを行っています。
その間2018年の福島県知事選挙や2019年の福島県議会議員選挙など、福島県内の選挙に合わせて9回出馬しました。
いずれも落選しましたが、過去の選挙戦や自身が経営する自然塾で使用しているという年季の入ったマイクとスピーカーを、手押し車で持ち運び、一人県民に訴え続けます。
【第一声】「選挙好きなじいさんがまた出たそんな程度の反応なんですよ。本当に国を憂いている人間の声を聞こうともしないこの現在の政治。とってもじゃないけど許せない。」
金山さんは主な出馬理由として、無投票の阻止や現在の政治に対する不信感などを挙げています。
特に自民党が独自候補を擁立せず、吉村候補の支援に回ったことを疑問視しています。
【金山屯候補】「言いたいことを言って、それをちゃんと争って優劣がつく。負けて損するだけだという価値観で出ないというのは政治をまじめに考えていないと思う。」
政策としては高速道路の安全対策の見直しや、パートナーシップ宣誓制度の廃止、それに観光資源の有効活用などを訴えます。
また新しく選挙権を得た若者にも、政治に関心を持ち、積極的に参加することを望んでいます。
【金山屯候補】「僕らの時代には若い人がすごく政治に関心を持っていたのに今の子どもたちは政治に対する関心が本当に少ないからそれを心配して声をかけている。子どもたちが大人になって日本をつくっていく、その子たちに政治的な関心がなく大人になったらどんな国になっちゃうんだ。」
金山さんは組織に頼らず一人で選挙戦を行っています。
選挙期間中は連日白河市から県内入り。
JR山形駅前を中心に街頭演説を繰り返し、支持の拡大を目指します。
【金山屯候補】「たまたまこのチャンスがあるから、このチャンスで子どもたちが立ち上がって私の票が1割を超えるようになったら新しい政治の波が起きる絶好のチャンスと言いたい。」
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