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将軍家に献上 寒中挽き抜きそばを奉納
江戸時代に将軍家に献上したとされる由緒あるそばが天童市内の神社に奉納されました。
織田家に縁のある天童市の建勲神社に奉納されたのは、でわかおりを使った「寒中挽き抜きそば」。
江戸時代末期、織田信長の子孫で天童織田藩11代藩主の信学が、北海道・東北で唯一将軍家に献上したと言われています。
文献に基づき、地元のそば店や製粉業者などがおよそ30年前にその味を再現しました。
去年10月に収穫したソバを熟成させ、寒さの厳しい小寒から大寒の時期に石臼で挽くことで、香りが豊かになるということです。
【菅原智郁アナウンサー】「きれいな白色。いただきます。噛むごとに上品な甘いそばの香りが口に広がる。これを将軍が食べていたと思うと特別感がありますね」
【天童市麺類食堂組合 矢萩長兵衛組合長】「風味、香り、味すべてが最高の状態で食べられるのがこの寒中挽き抜きそばの特徴。おいしいそばを多くの人に食べていただいて全国に情報発信していきたい」
「寒中挽き抜きそば」は、あす(1月15日)から2月末まで天童市内10のそば店で提供されます。
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