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県内景気 32カ月ぶり「緩やかに」外れ 持ち直し

日本銀行山形事務所は県内の景気について「持ち直している」と判断。
32か月ぶりに「緩やかに」という文言を外しました。

日銀山形事務所が12月20日に発表した金融経済概況によりますと、個人消費ではドラッグストアが43カ月連続で前年を上回り、インバウンド関連の需要で宿泊などのサービス業が好調でした。

このため、前回の「底堅く推移している」から「緩やかに回復している」に引き上げました。

また自動車メーカーの生産停止の影響が和らいだり、アパートの需要が増加したりしたことから、生産や住宅投資といった項目でも上方修正されました。

こうした状況を受け日銀山形事務所では全体として、32か月ぶりに「緩やかに」という文言を外し「持ち直している」との判断を示しました。