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酒田市連続放火事件 元消防団員の男に懲役6年求刑

酒田市の空き家などに放火した罪に問われている元消防団員の男の裁判で、検察側は懲役6年を求刑しました。

酒田市消防団第1分団の元・副分団長、田賀一稀被告(28)は、去年5月酒田市内の空き家や会社事務所などに火をつけた非現住建造物等放火の罪などに問われています。

きょうの論告求刑公判で検察側は「消防団員として火災によって生じる危険性を人一倍認識しているにも関わらず、仕事や消防団の活動によるストレスの発散のために放火したという動機は極めて自己中心的だ」と指摘。

「犯行は生命や財産を害する危険性の大きい悪質なものであり、火災によって生じた損害も大きい」などとして、懲役6年を求刑しました。

一方、弁護側は寛大な判決を求めました。

判決は1月22日に言い渡されます。