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置賜の冬の郷土食「みそ餅」づくり最盛期
川西町では置賜地域の冬の郷土食「みそ餅」づくりが最盛期を迎えています。
「みそ餅」は、つきたての餅に砂糖とみそなどを煮詰めた特製のみそダレを練り込んで作る置賜地域に伝わる冬の郷土食です。
年の瀬にかけて引き合いが強まり、川西町にあるこちらの「大塚もち加工センター」ではこの時期、一日につき上げるもち米の量はおよそ180キロにも上ります。
従業員の多くは地元の農家で、使われているのは全て自家製の「もち米」。
今年は肥料に加え梱包資材などが高騰しており販売価格を去年から1割ほど上げたということです。
きょう(12月26日)も従業員が総出で次々ともち米を蒸しあげ、つきあがった真っ白な餅を飴色に染めていました。
【安部栄太 代表】「みんなから喜んでもらえるっていうのが我々には本当にうれしいこと。まだまだこれからもこのみそ餅を繋げていきたいと思う」
みそ餅づくりのピークは12月いっぱいまでで、店舗のほか町内の産直施設などで販売されています。