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置賜地方の伝統野菜 雪菜の収穫 最盛期

雪の中で育てる伝統野菜「雪菜」の収穫が米沢市で最盛期を迎えています。

背丈ほどに積もった雪の中から掘り出されているのは、米沢市の伝統野菜「雪菜」です。

雪の中で自らの葉を養分にして成長する珍しい野菜で、主に辛味を楽しむ漬物「ふすべ漬け」などが置賜の冬の食卓を彩ります。

江戸時代の名君、米沢藩の上杉鷹山公が、冬場の生鮮野菜を確保するため栽培を奨励したとされ、現在は市内の7軒の農家が生産を続けています。

こちら佐藤みやさんの畑では、現在収穫の最盛期を迎え出荷作業に追われています。

去年よりも2週間ほど早くまとまった積雪があり品質も上々ということです。

【佐藤みやさん】「大変なことは大変。でもなくしちゃうと食べられなくなっちゃう。冬のごちそうなので。失くしちゃだめだと思って栽培している」

収穫は2月ごろまで続き、生産組合では5トンほどの出荷を見込んでいます。