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新年へ 「初あめ」づくり 盛ん
今年も残すところあと3週間ほど。山形市では、正月の縁起物のお菓子「初あめ」づくりが盛んに行われています。
無病息災や家内安全など、正月の縁起物として知られる「初あめ」。
作っているのは、県内に残る唯一の飴専門業者、1957年創業の「大山製菓」です。
今月1日に今シーズンの初あめづくりが始まりました。
白く変わった飴は、このあと機械にかけて棒状にし、成形していきます。
この初あめ、山形市の伝統行事「初市」が始まった最上義光公の時代に誕生し、およそ500年の歴史があると言われています。
【大山製菓鈴木健太郎 社長】
「冬だが気温が高いので作るときの温度・湿度を気にして初あめを作っている。新年を迎えるにあたり家内安全・五穀豊穣・商売繁盛
こういった家族の願いを込めて食べてほしい」
初あめは、山形市の初市のほか、県内のスーパーなどで販売されます。