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山形大「アオモリトドマツ」許可なく伐採
山形大学は、農学部の教員が、樹氷を形成する「アオモリトドマツ」の枯れ木56本を国の許可がないまま伐採していたと発表しました。
大学によりますと、農学部の教員は今年10月、アオモリトドマツの立ち枯れの原因を調査・研究するため、蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅付近の56本を伐採したということです。
この周辺は国有林で、伐採を行うには国と県、両方の許可が必要となっています。
教員は国と県、それぞれに申請書を提出し、県は今年9月に伐採の許可を出していましたが、国に提出した申請書には不備があり、受理されていませんでした。
教員は大学の聞き取りに対し、「国から受理されたと思っていた」と話しているということです。