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高齢者の悩みごとを地元企業が解決

高齢者の暮らしの困りごとを解決するサービスをまとめた事例集が、山形市の行政機関や福祉施設などに配置されました。

【田中良樹記者】「生活の中での悩みをどこに相談していいかわからないという高齢者の方が多いということなんです。その悩みを解消してくれるのがこちらの事例集です。」

県中小企業家同友会山形支部は、高齢者の困りごとを解消するため、おととしから「きいでけろ」と銘打って地元企業を紹介するサービスを行っています。

これまで修理や掃除など44件の依頼があったということです。

これらの依頼をまとめた今回の事例集は、地元企業がどのように解決したかについて分かりやすく「紙ベース」で紹介。

なかには外出が難しく、家に来て髪を切ってもらった事例や、不要になった食器を使ってもらえる人が見つかった事例など多岐にわたるケースが記載されています。

【県中小企業家同友会山形支部 斎藤嘉廣さん】「今、スマホとかパソコンとかでいろいろな検索ができますけど、実際その選んだ企業がどういう企業かわからないというのが結構あるので、我々は地元に根ざした企業ですので、きちっと対応しますし、その対応した後もアフターフォローもできると思いますので、そういう意味ではきちっと顔が見えるということで安心感があるんじゃないかと思います。」

この事例集は山形市内にある14の地域包括支援センターや山形市役所などに配置されています。