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いい肉の日 おいしさ見える山形牛

きょう11月29日は「いい肉の日」です。

山形市では、「山形牛」のおいしさを目で見える化した試食会が開かれました。

このイベントは、物価高騰の影響で牛肉の消費が低迷する中、改めて山形牛のおいしさを実感してもらおうと山形肉牛協会が初めて開きました。

こちらは牛肉のおいしさの目安を数値化した「MUFA」の違いを試食で体験できるブース。

「MUFA」とは牛肉の脂肪に含まれる「一価不飽和脂肪酸」の割合のことで、数値が高いほどおいしさが感じられると言われています。

「MUFA」が61.8%の他県産の牛肉と、65.5%の山形牛を食べ比べてみました。

その差はわずか4%ほどですが。

【菅原智郁アナウンサー】「(食べる)違う。脂がとっても甘い。先ほど食べた牛肉よりくちどけがとろっとしていて口の中に幸せがあふれる」

会場にはそのほか、精肉の販売やキッチンカーの出店もあり、訪れた人は山形牛のおいしさを数値と味で実感していました。

【インタビュー】「山形牛の方が脂の甘さがすごくした。(MUFA表示があれば)消費者にとっても(購入する際など)選択肢が増える気がする」「素人だとなかなか違いが説明しづらいので、数値化されていることで日本だけではなく海外に向けても伝えやすいのかなと」

【山形肉牛協会事務局 金子賢さん】「(MUFA・山形牛のおいしさを)多くのお客さんに知ってもらって別のお客さんにも広げていってほしい。農家・生産者の励みになるような取り組みになればと期待している」