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来年のコメ生産量、県が2万トン以上増産の方針決定
来年のコメの生産量について県は、今年の収穫量に比べ2万トン以上増産する方針を決定しました。
県はきょう（11月29日）ＪＡなど農業団体の関係者を集めた会議で、2025年のコメの生産量として「32万6300トン」という目安を決定しました。
これは、今年の目安と比べると1万トンほど。実際の収穫量と比べると、2万トンあまりの「増産」となります。
増産の方針は2019年産以来、6年ぶりです。
生産量の目安は、国が示す全国の需給見通しと、県産米の全国シェア、県内の在庫量や取引価格などをもとに決定されます。
全国的なコメ不足で県内の在庫が減少したことに加え、大雨被害により今年の収穫量が去年から3100トンほど減少する見込みの中、全国シェアの回復を目指す考えです。
【県農林水産部 星里香子部長】「シェアを回復する分ということでプラスして、トータルの数字を出した。生産者の皆さんと一緒に需要に応じたコメ生産をしっかりと推進していきたい」
