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小学生が紅花染め体験

中山町の小学生が県の伝統文化のひとつ「紅花染め」を体験しました。

中山町立豊田小学校では、子どもたちに、紅花文化やその歴史を、学習してもらおうと、この取り組みを行っています。

4年生27人は、地域で紅花に携わる「黒塀の里山保存会」のメンバーから手ほどきを受けながら、まずは染め物の模様作りに挑戦しました。

木綿のハンカチを輪ゴムで結んだり洗濯ばさみで挟んだりしていきます。

どんな模様を作りたいですか。

【インタビュー】「ダイヤモンドみたいな形。」「ダイナミックな模様にしてみたい。」「これから染めるみたいだけどどうですか」「楽しみ。めっちゃ楽しみやん。」

次はいよいよ紅花の染料に漬けこんでいきます。

実はこの紅花、豊田小学校の4年生自ら春に種をまき、夏に収穫したもので、秋には染料になる紅餅を作りました。

今回の紅花染め体験は一年の集大成です。

15分ほど染料に漬け込み、水で洗い流すと、きれいな模様が浮かび上がりました。

【インタビュー】「思っていた以上にいい感じにできました。」「ここの、にじゅうまるが結構気に入っています。」「これは誰かにプレゼントするんですか。」「ママにあげるか私が使うか迷ってます。」「じょうずにできたよ」

教室には紅花の鮮やかな色彩が広がり、子どもたちの笑顔が溢れていました。