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鶴岡ごはん日本一 最優秀賞 喜びの声

コメのおいしさを審査するコンテストが11月、鶴岡市で開かれました。

見事、最優秀賞に輝いた鶴岡市の農家の喜びの声を高坂アナウンサーが聞いてきました。

コンテストは県内在住の40代以下の生産者を対象に開かれました。

決勝に残った8人のコメが炊かれ、一般公募の100人の審査員が食べ比べしました。

最優秀賞に選ばれたのは鶴岡市の松浦篤さんのつや姫。

齋藤実行委員長から表彰状、そして今後のコメ作りで活用をと新車の軽トラックが贈られました。
【松浦篤さん】「ありがとうございます。会う人からおめでとうという言葉をもらって優勝した実感が沸いてきている。なかば趣味みたいになっていて寝ても覚めてもコメのことを考えている」

松浦さんは就農15年目。奥さんの奈美菜さんと二人三脚でつや姫とはえぬきの2品種を合わせて20ヘクタール栽培しています。

【松浦篤さん】「嫁の方も機械なんでも乗るので。コンバイン以外か。田植え機も。助かっている部分多い。なんなら自分より働いているのではないか。半分以上、嫁の力」

受賞が決まった瞬間3人の子どもたちも大喜びだったそうです。

【松浦奈美菜さん】「もしかしたらと心臓バクバクでスカーフが巻かれたときは子どもと一緒にガッツポーズで声を上げて喜んでいた。作ってきた甲斐があるなと。これからも頑張ろうと声をかけました」

今年も猛暑の中でのコメづくりでしたが「水かけなどの高温対策を欠かさず行い、実の張り、食味が例年より良くなったことが最優秀賞に選ばれた理由ではないか」と喜びを語りました。

気になるのはそのお味。最優秀賞を受賞した「つや姫」を試食させてもらいました。

【高坂アナウンサー】「食感がもっちり。噛めば噛むほど口の中に甘みが広がる。幸せな気持ちになります。おいしい」

来シーズンのコメづくりへの抱負は。

【松浦篤さん】「来年も二人三脚で今年以上のコメを作りたい」