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戸沢村「防災集団移転対策室」設置へ
7月の豪雨被害からの復旧復興に向け、吉村知事と被災地の首長などが意見を交わしました。
最上総合支庁で行われた意見交換会には、吉村知事をはじめ、最上地域の首長などが出席しました。
この中では治水対策の強化を求める声が出たほか、戸沢村の加藤文明村長は、「集団移転事業」の検討が進められている蔵岡地区について報告。
集団移転を進めるために、来年1月に「防災集団移転対策室」を設置することを明らかにし、県に更なる支援を求めました。
【戸沢村 加藤文明村長】「限られた人数になるので、県からの職員の派遣をなんとかお願いしたい。」
この要望に対し、吉村知事は。
【吉村知事】「(集団移転事業は)膨大な業務量が生じることが想像されますので、県としましては、必要な支援について前向きにしっかりと検討していきたい。」
きょうは庄内でも意見交換会が行われ、酒田市の矢口明子市長は、「被害を受けた刈屋梨の再生に向けて、資材費だけでなく設置費用にも支援を追加することや、支援を受けられる条件を緩和してほしい」などと、要望しています。