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天童市消防本部 マンション火災想定の訓練
暖房器具を扱う機会が増える本格的な冬のシーズンを前に、天童市ではマンションでの火災を想定した消防訓練が行われました。
「中にお父さんいます。動けないです。消防隊のほうで助けに行きますからあなたはそのまま待ってて下さい。」
天童市消防本部では毎年、暖房器具を扱うシーズン前のこの時期に火災を想定した消火・救助訓練を行っています。
きょうは45人の隊員が参加。
5階建てマンションの4階部分から出火し、3人を救助するという想定です。
訓練は詳しい内容やシナリオを事前に明かさずに行われたため、隊員たちはより実際の火事現場に近い状態の中で迅速かつ正確な対応が求められます。
「住んでる人はいます。ただ逃げているかどうかはわからない。」「住んでる人何人」「2人だと思います。」
隊員は逃げ遅れた人数や救助方法を確認すると、声を掛け合って情報を共有しながら訓練に臨んでいました。
【天童市消防本部 五十嵐信幸大隊長】「ある程度は(現場で情報を)とれたが情報収集の難しさも感じる訓練だった。火を扱うということは火災につながりやすいので、消すときは消す、つけるときはつける、安全確実に使っていただきたい。」