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水稲の作況指数 東北唯一「やや不良」大雨の被害
今年の水稲の予想収穫量が発表されました。7月の大雨被害の影響もあり東北では唯一作況指数が「100」を切り、「やや不良」となりました。
東北農政局によりますと、10アールあたりの予想収量は、県全体で「583キロ」と前の年に比べて、6キロ減少すると見込んでいます。
予想収量はここ10年間で2番目に少ない結果です。作況指数は全国の「101」に対し、県内全体は「97」で「やや不良」となりました。
地域別でみると、7月下旬の大雨被害などにより、庄内、最上がそれぞれ「94」と「不良」の見込みです。
【東北農政局 井澤秀幸統計専門官】
「作柄が不良となった主な理由として、7月下旬の大雨による被害により水稲の倒伏や浸水・冠水、土砂流入等の被害が発生したため、作況指数94ということで不良となっている」
一方、村山は「101」置賜は「100」とそれぞれ「平年並み」と見込まれています。
また今年の水稲の作付面積は6万6800ヘクタールで、前の年と比べて600ヘクタール減少しました。