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庄内空港の将来ビジョン策定へ 専門家らが会議

 滑走路の延長が検討されている庄内空港について、将来目指すべき空港のあり方を話し合う会議が開かれました。

 会議には、専門家や商工・観光分野の関係者、大学生らが参加。
 まず、県から現在の空港の利用者状況や、インバウンドの受け入れ強化に向け滑走路を500メートル延長することを検討していることなどが報告されました。

 参加者からは、利用拡大に向け空港内に待ち時間も楽しめるようなスペースを設置するべきなどの意見が出されました。
 また、専門家から滑走路の延長について、費用対効果を考え東北全体で長距離便の運航を協議していく必要があることや、周辺に別の滑走路をつくった方が費用が少なく済むのではないかといった案が出されました。

【県土整備部空港港湾課 渡部靖課長】
「想定したよりもいろいろな意見があったと感じている今回いただいた意見をさらに今後詰めていかなければいけないと思う」

 県では来年度検討委員会を立ち上げ、今回の意見などをもとに将来ビジョンを策定するとしています。