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親子で伝統の谷地凧づくり
河北町の小学生が、親子で地元に伝わる伝統の谷地凧づくりに挑戦しました。
この取り組みは、河北町立谷地西部小学校の親子研修会の一環で、地元伝統の凧「谷地凧」の歴史を学んでもらおうとPTAが企画しました。
参加した親子は、谷地凧を守る会のメンバーに教わりながら谷地凧づくりに挑戦しました。
「谷地凧」は、江戸から昭和初期にかけて遊び道具や贈答用として親しまれてきましたが、昭和の中ごろにはその伝統が途絶えてしまったといいます。
今回、谷地凧を守る会の協力により凧あげが実現するのはおよそ40年ぶり。
子どもたちは風をうまくとらえて、手作りの谷地凧をあげていました。
【インタビュー】「予想以上に飛んだり、作るのも簡単だし面白いので、いいなと思う。」「谷地の凧は知らなかったけど、この凧あげを通して、いろいろと知ることができたので、よかったです。」「谷地の凧を次の世代、下の世代にもどんどん伝えて広めていきたいと思いました。」
【谷地凧を守る会 高井作会長】「糸の感覚とか、自分が作った凧が空に舞い上がったというその感動を一緒になって久しぶりに味わったところです、きょうは。その(谷地凧の)文化があったということを谷地の方たち自体に知っていただき、理解していただきたいというのがまず最初の私の希望です。」
「谷地凧を守る会」では今後、谷地高校の生徒との大凧づくりを予定しています。