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60代の男性が特殊詐欺被害 約5500万円

山形市に住む60代の男性がおよそ5500万円をだまし取られる特殊詐欺被害がありました。

県警によりますと今年6月、山形市の60代の男性に総合通信基盤局や警察、検事を語る男らから「あなたの口座がマネーロンダリングに使われているので資産を凍結する」などと電話がありました。

男性は相手から指定された金融機関に口座をつくりインターネットバンキングを通じて7回にわたっておよそ5560万円を送金したということです。

今年の県内の特殊詐欺被害では最高額となります。

県内の特殊詐欺の被害件数は、10月末現在66件と去年の同じ時期に比べ24件増えていて、県警では「警察を語り電話やSNSで金銭を要求するのは詐欺」だとしてすぐ相談するよう呼びかけています。