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災害時の連携 電力会社と消防の合同訓練

災害時などの円滑な活動に向けて連携を深めようと、酒田市で電力会社と消防による合同訓練が行われました。

合同訓練は、東北電力ネットワーク酒田電力センターと酒田地区広域行政組合消防本部が定期的に行っていて、きょうは合わせて11人が参加。

作業員が電柱で作業中に感電して意識を失い、宙づりになったという想定で行われました。

「分かりますか。救助隊です。傷病者、容体変化なく意識なし呼吸あり」

消防隊員がおよそ6メートルの高さにいる要救助者にロープを取り付け、高所作業車のクレーンで地上に下ろすまでの一連の流れを確認していました。

東北電力管内では、過去に鉄塔の上で意識を失った作業員を消防が救助する事案が発生しているということです。

【酒田地区広域行政組合消防本部 白旗博幸消防署長】「連携を深めて活動できる訓練になったと思う。現場で連絡をとりあい情報共有を図りながら効率のよい活動に努めていきたい」