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被災後初めて大浴場に湯張り

24年7月の記録的な大雨から3カ月以上が経ち、当時土砂が流れ込むなどの被害を受けた最上町瀬見温泉の旅館で被災後初めて大浴場にお湯が張られました。
今月11日の営業再開に向け急ピッチで準備が進められています。

「(お湯が張られたのを見て)嬉しかったですね。きれいになって。」

最上町・瀬見温泉の老舗旅館「観松館」では7月の大雨で裏山で大規模な土砂崩れが発生し、旅館に大量の土砂が流れ込みました。
あれから3カ月以上が経ち、割れた窓ガラスの交換や床の張り替えを含めた脱衣所の改装作業などおおよその工事が終了したことできのう大浴場にお湯が張られました。

「災害で従業員含めしんどい思いをしましたけどもお客様をお迎えするときは笑顔でお迎えできるようにしていきたいと思っているので紅葉とかお風呂とか楽しんでもらいたい。」

また3億円を超える被害を受け、先月始めたクラウドファンディングは

「きのう790万円だったのに、けさ800万円にいきましたね」

5日間ほどで目標の300万円を達成し、現在は2000万円を目指して来月5日まで支援金を募集しています。

「金額的なところもそうなんですけど、あたたかい応援のコメントとか すごく励みになった。」

予定している営業再開は11月11日。
旅館では今後も大浴場にシャンプーなどの備品を設置するなど営業再開に向けた準備を進めていきます。