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小学生が様々な職業体験 仮想通貨で買い物も
寒河江市で小学生が様々な職業を体験しました。
今回は仕事の喜びをより感じてもらおうと働くことを通して稼いだ通貨で買い物するところまでセットになった特別教室です。
この取り組みは、職業体験を通して自分の将来について考えてもらおうと寒河江市商工会青年部が10年ほど前から行っています。
きょうは寒河江小学校の5年生およそ60人が参加。
市内の企業などが16のブースに分かれ、仕事のやり方やコツをレクチャーしていました。
こちらで体験できるのは「リサイクル工作」。
材料には寒河江ダムに流れ着いた流木を使います。
児童たちはユニークな発想で流木を組み立てていきました。
【インタビュー】「実用性はないかもだけど、飾る用につくりました。ゴミとか要らないものとか、ちゃんと捨てないでリサイクルしてて、愛着がわきました。」
一方、こちらは整骨院の体験コーナー。
実際に超音波エコーで腕などの骨や筋肉を見るなどしました。
ほかにも、商品を陳列するコンビニエンスストアの店員やバリカンを使い髪を切る理容師など様々な職業に挑戦しました。
【インタビュー】「切ってもらっているときは、案外簡単そうと思って、私でも普通にいけると思ったら、結構難しくて、すごいなと思いました。」
職業体験が終わると
もらえるのが仮想通貨「100チェリン」。
最後はこの仮想通貨で買い物です。
児童たちは花や野菜などを購入し、働くことの喜びやお金の大切さを感じていた様子でした。
【寒河江市商工会青年部 菅原翔栄担当委員長】「子どもたちにはまずこの職業体験を通して仕事ってこんなに楽しいんだということを感じてもらえたらなと思っております。そして、この体験が将来就く仕事のきっかけになればと思っております。」
この取り組みは来年度も行われる予定だということです。