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羽越線「鶴岡・村上」間が、東日本管内で最大の赤字

JR東日本が利用者が少ない地方路線の昨年度の収支を公表し、羽越線の「鶴岡・村上」間が、東日本管内で最大の赤字となったことが分かりました。

JR東日本管内で1日1キロあたりの利用客が平均2000人未満となった「36路線72区間」を対象に公表しました。

県内では、公表された6路線11区間すべてで赤字となり、このうち羽越線の「鶴岡・村上」間が、JR東日本管内で最大となる「49億6800万円」の赤字でした。

このほか、羽越線の「鶴岡・酒田」間が16億7500万円、奥羽線の「新庄・湯沢」間が15億8100万円、陸羽東線の「最上・新庄」間が5憶6200万円などとなっています。

また、おととし8月の豪雨からバスによる代行輸送が続いている米坂線の「今泉・小国」間は4億8100万円の赤字でした。

JR東日本では、今回の公表について「地域の方々に現状を理解してもらうとともに、持続可能な交通体系について建設的な議論をしたい」としています。