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県と山形市、新スポーツ施設 共同で検討へ
県と山形市が屋内スケート施設と体育館・武道館の機能をもつ新スポーツ施設の整備を共同で進めていく合意書を取り交わしました。
山形市にある県体育館と県武道館は、市の霞城公園整備計画に伴い2030年度までに撤去することになっています。
また北海道・東北の中で山形にだけない「競技会も行える屋内スケートリンク」について、県は新たな施設整備を模索しおととしから検討会議を重ねてきました。
きょうは吉村知事と山形市の佐藤孝弘市長が互いの行政課題を踏まえ、県と市が共同で新たなスポーツ施設の検討を進めていく合意書を取り交わしました。
多機能性を持つ屋内スケート場は県が、体育館と武道館は市がそれぞれ主体となって整備を進め、それらはなるべく近くに設置する方針です。
【山形市 佐藤孝弘市長】「(設置場所は)交通アクセスも重要な要素だと思うがそういったことも含めてこれからしっかり県と市と話し合いながら進めてまいりたい」
【吉村知事】「これから検討体制をつくって(県と市が)共同で検討していくので、利用者の皆さんの(運動施設を利用できない)空白期間が少なくなるようにできるだけ早く進めていきたい」
県と市は、新施設に必要な機能や規模感について有識者を交えて話し合う場を年内には設けたいとしています。