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ワナゲ大会で健康づくり 最年長は92歳

高齢者の健康づくりなどを目的としたワナゲ大会が天童市で開催され、会場は熱気に包まれました。

【望月雅人アナウンサー】「大会が始まりました。皆さん、集中して投げ込んでいく。安定した体幹で手首のスナップを効かせてどんどんと輪を通していきます。」

ことしで17回を迎えるワナゲ大会には、県内の60歳以上の男女およそ190人が集結しました。

競技は団体戦で行われ、与えられた9つの輪をどれだけ多くの的に通すかを競います。

9投全てを的に通す選手が現れると、会場からは拍手や歓声が沸き起こりました。

【パーフェクトを達成した女性】「大会は初めて。面白かった。楽しい。」

中にはチームメイトの足を引っ張るまいと入念に準備をする選手も。

【インタビュー】「やっぱり初めての出場で緊張に緊張で全然実力が出なかった。呟きをすると常に入るけれどやっぱり入らなかった、あははは。」

大会最年長は92歳、ワナゲ歴20年の大ベテラン、安部鶴男さんです。

日々の畑仕事で鍛えた柔軟な足腰としなやかな腕使いを駆使し、見事8投を成功させました。

【安部鶴男さん】「(仲間との)繋がりが非常に良い。公民館とかに集まって練習をみんなで2時間くらいしてそのあとお茶飲みしてそれが一番面白い。(これからも)頑張れるだけ頑張る。」