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大雨で排水機能停止 住民説明会

7月の大雨で機能が停止した酒田市の排水施設をめぐる2回目の住民説明会がおととい開かれました。

国交省は、関係機関で構成する協議会を立ち上げ、対策を検討する考えを示しました。

酒田市の「竹田排水機場」は7月の大雨による浸水で機能が停止し、現在も使用できない状態となっています。

9月の説明会では、ポンプが正常に稼働していたことが分かるデータなどが示されず、住民から説明が不十分だという声が上がっていました。

おととい開かれた2回目の説明会では、国交省が施設の点検結果を示し機能に問題がなかったことや、当日の稼働状況について説明。

そして国と県、酒田市で構成する協議会を設立する考えを示しました。

協議会では、合同の勉強会を開き、住民の意見を聞いた上で施設の耐水化など被害軽減に向けた対策を検討するということです。

住民からは、出来るだけ早い対応を求める声が上がりました。

「早く結論を出して考えたことを実行する。そうしないと竹田地区がなくなりますよ。」

【インタビュー】「あれくらいの雨が降っても十分対応できる排水能力のあるポンプにしてほしいというのがみんなの意見」

【国土交通省酒田河川国道事務所 郡山秀樹副所長】「(住民の)皆さんの切実な思いは伝わってきた。出来るだけ早い段階でしっかりと決めていかなければならないと思っている」

協議会では、10月中に1回目の勉強会を開く予定です。