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新庄・酒田道路、開通時期の前倒しは困難 県が説明
大雨で通行止めが発生した際の代替道路としても期待されている「新庄・酒田道路」の整備について、県は開通時期の前倒しが困難な状況を説明しました。
整備中の「新庄・酒田道路」は、全長およそ50キロの高規格道路で、現在全8区間のうち、2区間およそ17キロが開通。
4区間およそ24キロは、調査や工事を行っている段階です。
そして残り2区間は事業着手されておらず全線開通の時期はまだ示されていません。
一方、並走する国道47号は、今年7月の大雨で最大16日間に渡って通行止めになるなど交通障害も多く、「新庄・酒田道路」はこうした場合の代替道路としての役割も期待されています。
こうした状況の中、県議会・予算特別委員会で田澤伸一議員は事業中の区間について完成を前倒しできないか質問。
これを受け、県は前倒しの可否については明言を避けましたが、トンネル工事などを理由に困難な状況を説明しました。
【県・県土整備部 小林寛部長】「トンネル工事は地山の地質状況を逐次見極めながら進めていく必要がある。トンネル区間が大部分を占めるので、地質の状況を掘ってみないと分からないので、そういうリスクも踏まえながら進めていかなければ」
事業中の4区間のうち、新庄市本合海と戸沢村古口を結ぶ「新庄古口道路」は、今年度中に全線が開通する予定です。
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