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解散総選挙へ 県内3選挙区の構図 固まる
全国ニュースでもお伝えしている通り、自民党の石破新総裁が10月27日投開票の日程で、解散総選挙を行うと表明しました。
県内も3選挙区で候補者が出揃い、戦いの構図が固まりました。
石破総裁はきょう午後9日に衆議院を解散し、15日公示、27日投開票の日程で衆議院選挙を行う方針を明らかにしました。
この表明を前に、県内3選挙区でも解散総選挙に向けた準備が進んでいます。
立憲、国民、連合山形で構成する「2党1団体」はおととい、山形3区の統一候補として立憲民主党県連代表の石黒覚さんを擁立すると発表しました。
【山形3区に出馬表明 石黒覚 氏】「山形3区の3代にわたる世襲政治に終止符を打たなければいけないという思い」
石黒さんは酒田市在住の68歳。
旧・平田町議や酒田市議をへて2011年に県議会議員に初当選。
現在4期目で、立憲民主党県連の代表を務めています。
山形3区はこれまで石黒さんを中心に擁立作業を進めてきましたが、石黒さんは「結果として自分自身が決意した」と述べました。
【石黒氏】「次の世代に子どもたちや孫たちひ孫たちが、ここ山形、日本に住み続けたいという誇りを持って住み続けていける、そんな社会にしていくため、微力ではありますがみなさんのご指導のもと前に進ませていただきたい」
山形3区には自民・現職の加藤鮎子さんと共産・新人の山田守さんの出馬も見込まれています。
これにより県内3選挙区の構図が固まりました。
山形1区は自民・現職に立憲・共産それぞれの新人が挑む構図。
山形2区は自民・現職と共産・国民の新人が戦います。
なお、野党共闘をめぐり、全選挙区に候補者を立てた共産は、「話し合いにはいつでも応じる」として、候補者を取り下げる可能性も示唆しています。
一方、おとといの会見で2党1団体を取り仕切る連合山形は「共産党と話し合いはしていない」と述べていて、現段階で野党共闘の可能性は低くなっています。
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