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300年伝わる在来野菜 ジェラートに
新庄市に古くから伝わる最上伝承野菜を使ったスイーツが完成し、天童市でお披露目されました。
その商品がこちら。最上伝承野菜「畑なす」を使ったジェラートです。
畑なすは、新庄市本合海の畑地区などに300年以上前から伝わる野菜ですが、現在、生産農家は15軒に減少しています。
そんな畑なすを多くの人に知ってもらいたいと、農家の「松田農園」がジェラート店に相談したのが、商品開発のきっかけでした。
【COZAB GELATO石田真澄 代表】
「収穫期が2カ月程度でそれ以外の10カ月は実物がないのでなかなかPRがしにくい。 ジェラートであれば保存がきくし、年間通しての販売ができると(松田農園から)相談を受けたところから始まった」
さらに、7月の大雨で傷がつくなどして、市場に流通させることができない畑なすを活用することも狙いの一つです。
【COZABGELATO石田真澄代表】
「畑なすのうまみをカラメルに抽出して香ばしくするというのがナスの良さを一番表現できる方法なのではないかと思った。生産者の方々、畑なすそのものに思いを馳せながら召し上がってほしい」
商品は天童市の「COZABGELATO」や新庄市の「産直まゆの里」などで販売されています。
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