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続く大雨 収穫進まず…コメ農家やきもき
警報級の大雨が続いた県内。
この雨は、実りを秋を迎えたコメ農家にも影響を与えています。
コメ不足の解消も急がれる中で、稲刈りが思うように進まず、農家は頭を悩ませています。
山形地方気象台によりますと、降り始めの19日午後9時から、23日午前10時までに降った雨の量は、西川町大井沢で310.5ミリ、鶴岡市荒沢で283ミリ。
降り続く雨は、収穫最盛期を迎えたコメ農家にとって足かせとなっています。
こちらは鶴岡市内の田んぼです。
23日朝、雨は止んだものの、田んぼには大量の雨水がたまっているほか、雨の影響で稲は倒れてしまっています。
【ライスフィールド三浦和彦副組合長】
「機械の作業がかなり困難を極める。空回りする。機械が旋回しようとしたときに曲がらない。各センサーに泥がくい正常な状態で動かなくなる」
稲が濡れた状態では、コンバインに稲が詰まるなどして作業に時間がかかると言います。
また、雨で倒れた稲は、刈り取りが遅れれば遅れるほど、品質低下のリスクも高まるということです。
【ライスフィールド三浦和彦副組合長】
「スムーズに進まないというのは秋としてはおもしろくない時間。ここに来てつや姫、コシヒカリが刈り取りを待っている状態。晴れ間を待ってスムーズに作業したい」
こちらでは9月中に稲刈りを終えることを見込んでいましたが、10月までずれ込む可能性があるということです。
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