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大雨で水没した際の対処法を学ぶ講習会

大雨で車両が水没した際の対処法を学ぶ講習会が鶴岡警察署で開かれました。

 講習会には鶴岡警察署、酒田警察署の警察官らおよそ50人が参加。
 JAF認定セーフティーアドバイザーの野川智伸さんを講師に迎え、大雨などの災害時に車で冠水した道路に侵入してしまった場合の対処法を学びました。
 野川さんは「一定の速度でゆっくり走った方が波が立たず水が入りにくい」。「エンジンが止まる前にドアを開けて脱出することが大事」など有事の際の対処法をアドバイスしていました。

【JAF認定セーフティーアドバイザー 野川智伸さん】
「どうしても窓、ドアが開かない場合は水圧を受けていないところからの救出。脱出用ハンマーを活用してほしい」
 また冠水に伴い車に閉じ込められたという想定で訓練も行わました。

 脱出用のハンマーでガラスの四隅をたたくと割れやすいことを教えてもらい実践していました。

【鶴岡警察署 後藤治警備課長】
「実際に現場対応にあたる警察官に必要な知識ですので今回の教養をいかして対応してほしい」
 7月の大雨では警察官2人がパトカーごと流され、亡くなっています。