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米沢のダム湖で油流出事故の対応訓練 関係機関連携
ガソリンなど油の流出事故に備えた対応訓練が米沢市のダム湖で行われました。
米沢市の水窪ダムで行われた水質事故への対応訓練。
ダムや周辺の河川を管理する国や県などの担当職員およそ30人が参加しました。
訓練はダムのそばを走る国道でタンクローリーが横転事故を起こし、積んでいた燃料がダム湖に流れ込んだという想定です。
使用したのは流出した油の拡散を防ぐ「オイルフェンス」。
参加者たちはまず、フェンスをつなぎ合わせる手順を確認した後、ボートに積み込んで取水塔に向いました。
そして油が入り込まないように塔の周りに設置したり、吸着マットを展開したりするなどそれぞれの機関が連携を取りながら対処の流れを確認していました。
【県置賜総合支庁 産業経済部 遠藤裕治 農村整備課長】「関係機関との連携や協力体制を改めて確認できた。災害が起きた際には影響がでないように連携を深めていきたい。」
最上川の水質事故の発生件数は、国が管理する東北12水系の中で最も多く、近年ワースト1位が続いています。
県では冬場の路面凍結による交通事故や暖房器具の灯油の取り扱いなどに注意するよう呼びかけてます。
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