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地価公示、県全体では26年連続下落

土地取引の目安となる地価が公示され、県全体では26年連続の下落となりました。

この調査は、2024年7月1日時点の県内35市町村260地点を対象に行われました。

全ての用途の地価の平均変動率は0.1パーセントのマイナスとなっています。

用途別では、「住宅地」の平均変動率は0.2パーセントの下落となりました。

下落幅は前の年と同じで25年連続のマイナスです。

住宅地で上昇したのは159地点中46地点で、山形市や米沢市など14の市と町で上がっています。

住宅地で1平方メートルあたりの価格が最も高かったのは山形市小姓町で「8万7200円」でした。

続いては「商業地」。

平均変動率は0.2パーセントの下落と31年連続のマイナスですが下落率は縮小しています。

商業地で最も高かったのは山形市七日町1丁目で1平方メートルあたり「22万円」でした。

調査を担当した不動産鑑定士は、「住宅地」について需要は堅調ではあるものの物価や建築費の高騰の影響を受けている。
「商業地」はマンション用地の需要の高まりなどによって下落率が縮小したと分析しています。

また「工業地」の平均変動率は0.3パーセントの上昇で3年連続のプラスとなっています。