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農工連携カーボンニュートラルチャレンジ

農業と電気工学、2つの分野の連携に取り組む高校生の話題です。

村山市の高校で太陽光発電を利用した農業設備がお披露目されました。

県立村山産業高校が昨年度から取り組む「農工連携カーボンニュートラルチャレンジ」。

2年目となる今年は、太陽光パネルの電力を校内のサクランボ園地に設置した遮光シートの巻き上げに利用します。

温室効果ガスを排出することなく、作業軽減につなげる考えです。

太陽光パネルは「電子情報科」、シートの管理などは「農業科」が担うこの取り組み。

きょうは、学校の園地で学科を超えた技術連携の成果が披露されました。

【村山産業高校 電子情報科3年 平山祥暉さん】「農業科とコラボして実際に使われる場面が見られてとても感動している。若者の力を使って農業とコラボして、たくさんの作物を守っていきたい」

学校では、この装置を近年、被害が多発しているサクランボの高温や凍霜害の対策に利用していく予定です。