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鶴岡市消防本部が山岳救助訓練

山岳遭難時に迅速な救助活動を展開するため、鶴岡市消防本部が訓練をしました。

「全身観察の結果、筋性防御あり。腹腔内出血疑いです。どうぞ」

訓練は、救助の手順を身につけることなどを目的に定期的に行われていて、およそ20人が参加しました。

鶴岡市三瀬の八森山スキー場では、登山中にケガをして動けなくなった要救助者を探すため木と命綱を結び斜面を下りました。

そして要救助者を発見すると、呼吸や出血の有無を確認。

担架に固定し救出するまでの流れを確認していました。

【鶴岡市消防署警備第二課 阿部孝一救助隊長】「早期に病院に搬送することが一番のポイント。今後も救急救命士またポンプ隊との連携を強化して迅速な救命活動につなげていきたい。」

鶴岡市消防本部によりますと、去年、管内で起きた山岳遭難事案は前の年より1件減ったものの、11件発生しています。