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殺人未遂の疑い裁判員裁判 被告が改めて殺意否認

2023年酒田市の会社事務所で元同僚の男性を殺害しようとした罪などに問われている男の裁判員裁判で男は改めて殺意を否認しました。

起訴状などによりますと住所不定、無職の寒河江義夫被告(65)は、去年11月事件前日まで務めていた酒田市の会社事務所内で元同僚の男性の腹部をナイフで突き刺し殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われています。

初公判で寒河江被告は、ナイフで刺してけがを負わせたたことは認めましたが、殺意については「わからない」と否認していました。

きょうの被告人質問では、仕事量での不満を持っていた男性に対してナイフで驚かそうとしただけで傷つけるつもりはなかったと話しました。

ナイフが9センチほど刺さったことについては、事件後の検察による取り調べの中で認識したということです。

裁判はあす(9月6日)結審します。