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「秘伝豆」の生育は順調 河北町で現地交流会

枝豆の晩生品種「秘伝豆」の出荷を前に、安全・安心な農産物を消費者に届けるための現地交流会が河北町で開かれました。

高温などによる影響もなく生育は順調です。

大粒で甘みと香りが強いのが特長の「秘伝豆」。

河北町の嶋田政敏さんの畑には、JA関係者や西里小学校の3年生など、およそ30人が集まりました。

消費者に安全で安心な農産物への理解を深めてもらおうとJAさがえ西村山などが開いている現地交流会。

基準値を超える農薬が残っていないか検査するため、収穫前の秘伝豆をサンプルとして採取しました。

【園主 嶋田政敏さん】「去年は欠粒莢が多かったが今年は今のところ順調で(収穫を)楽しみにしている、生産者全員」

去年は猛暑と干ばつで、さやの中に実が入らないなど大きな影響を受け、出荷量が大幅に減少。

今年は開花時期である8月上旬に、多少高温・乾燥の影響があったものの今のところ生育は順調です。

JAさがえ西村山では例年並みの出荷量を見込んでいます。

【園主 嶋田政敏さん】「ほかの県でも今年災害等で枝豆の産地が打撃を受けているようなので、(収穫まで)自然災害がないように祈っている」

秘伝豆の収穫は、9月20日ごろから始まります。