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観光業の展望などについて学ぶセミナー
アフターコロナの観光業の展望などについて学ぶセミナーが山形市で開かれました。
「観光で山形を元気にする」というテーマで、県内企業の経営者らが集うセミナーが行われています。
このセミナーは、山形企業経営研究会が主催し、今回で39回目です。
講師をつとめたのは東京に本社を置く旅行業大手・JTBの取締役会長高橋広行さん。
講演の中で、観光は地方創生の切り札だと強調。
地域の人口が減少する中、消費の落ち込みや経済の衰退を防ぐため、国内外から観光交流人口を増やすことが重要だと話しました。
そして県を訪れる人を増やすため、自然文化体験型観光を意味する「アドベンチャーツーリズム」を提案。
山形には「アドベンチャーツーリズム」に必要とされる3つの条件、「自然体験」「文化体験」「アクティビティ」ができる場所が揃っているということです。
【JTB高橋広行取締役会長】「改めてこのアドベンチャーツーリズムについては、これからの訪日インバウンドの目指すべき方向性である高付加価値化と滞在型観光、これによって観光消費額を拡大するためのうってつけのテーマだという風に確信しておりますので、ぜひ取り組んでいただく価値は大いにあると思っております。」