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パリ五輪ボクシング出場の岡澤セオン選手が母校に

パリオリンピックボクシング男子に出場した山形市出身の岡澤セオン選手が母校を訪問し生徒に「挑戦することの大切さ」を伝えました。

「岡澤セオン選手の入場です。盛大な拍手でお迎えください」

五輪マークのサングラス姿で登場した山形市出身のボクシング男子71キロ級岡澤セオン選手。

パリオリンピックでは2回戦敗退となってしまいましたが、おととい母校の日大山形高校を訪問し、学園祭を盛り上げました。

岡澤選手は講演で自身の学生生活やボクシングの経験を踏まえながら、生徒たちに挑戦することの大切さや、自分が思うかっこいい姿を大事にしてほしいと伝えました。

【講演】「夢を叶えようとしている姿は間違いなくかっこいいと思う。負けたから言えるけど負けても俺はかっこよかったなと思うしみんなも心の中にかっこいいなと思えるような人生を歩んでほしい。」

岡澤選手がこれまでの経験や考え方を話すと、ボクシング部の後輩からはこんな質問も。

【ボクシング部の生徒】「自分はまだパンチが怖いが、パンチの怖さを克服するためにはどうしたらいいですか。」

【岡澤選手】「どう考えても怖い。怖くなくなったらやばいから。怖いからこそベストな選択をしなきゃいけない。怖いから目をそむけて逃げちゃだめなんだよね。」

【ボクシング部の生徒】「完璧に怖くなくていいというのを教えてもらったので、恐怖心も持ちながら今度から試合に立ち向かいたい。これからはほかの人に負けず、自分かっこいいなと思いながら練習していきたい。」

また、講演後にはボクシング部の恩師佐藤祐平先生と力強いミット打ちで会場を沸かせました。

【生徒】「筋肉と笑顔とめっちゃかっこよかった。会えてよかった。」

久しぶりの母校に岡澤選手は。

【岡澤選手】「特に体育館は懐かしかったし、高校生がキラキラしているなと感じた。僕の講演でなにか初めてみようとか頑張ってみようと思うパワーをもらったという子がいてくれたら嬉しい。」