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台風が県内にも接近する可能性 戸沢村蔵岡地区
7月の記録的大雨の被災地、戸沢村では、住民から強い雨や強風による建物の倒壊を心配する声が聞かれました。
7月26日、記録的な大雨の影響で最上川の水が堤防を越える外水氾濫で、集落内の多くの建物が水に浸かった蔵岡地区。
台風10号が県内にも接近する可能性を受け、被災した住宅に残された災害ゴミの運び出しを急ピッチで行うボランティアも見られました。
さらに取材を続けると、強風などによる被災した建物の倒壊を心配する住民の姿も。
7月28日、自宅や小屋に入った泥のかき出しをしている矢口浩さん。
矢口さんは、被災後新庄市に避難しましたが、毎日蔵岡の自宅に戻り、復旧作業を進めていました。
ようやく泥や家財道具などを片付けた矢先の台風接近の可能性。
新たな心配ごとができたといいます。
【インタビュー】「心配はしているが、どうなることか。ここ(小屋)を見た通り、柱が浮いてますよね。だから潰れる可能性があります。台風で。」
台風の発生が多くなるこの季節。
蔵岡地区の住民の心配は尽きません。
【矢口浩さん】「家屋が倒れるってことはないと思うんだけど、ただ周りの建物全部窓がないから風の通りが今まで以上によくなる。危険性はあると思う。」