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公的資金200億円の返済を13年延期
仙台市の「じもとホールディングス」は、傘下の「きらやか銀行」が2009年に金融庁から受けた公的資金200億円の返済を13年延期する方針を明らかにしました。
「公的資金の返済期日については、13年後の2037年9月30日に変更したい」
山形市に本店を置く「きらやか銀行」は、2009年に経営基盤の強化を目的に金融庁から200億円の公的資金の注入を受けていて、その返済期限が、9月30日に迫っていました。
しかし今年3月期の決算では、過去最大となる244億円の赤字を計上。
2期連続で大幅な赤字決算となるなど業績の悪化が続いていました。
こうした状況から、「じもとホールディングス」は公的資金の期限内の返済が困難と判断し、金融庁と返済期限の延期を協議。
返済期限を13年延期することで調整を図ってきました。
「じもとホールディングス」は、9月27日に臨時の株主総会を開き、返済期限の延期を決議するということです。
また、この臨時株主総会をもって川越浩司・頭取が退任し、西塚英樹・取締役が新たに頭取に就任する予定となっています。
