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コメの作柄予想、山形県は2番目に良い「やや良」

農林水産省は、今年のコメの作柄予想を発表し、山形県は4段階のうち2番目に良い「やや良」となりました。

発表によりますと作柄が最も良い「良」は青森県のみ、次いで「やや良」は、山形県を含む東北5県など11道府県でした。

最も多かったのは「平年並み」で、31都府県となっています。

こうした中、県は最新の生育状況を共有する会議を開きました。

今シーズンは、暑さの影響で生育が早いものの、品質低下の要因となる白未熟粒や胴割れなどは去年に比べ少ないということです。

一方、刈取りの適期は県平均で「雪若丸」が9月6日、「つや姫」が9月12日など、いずれも平年より1週間ほど早まっています。

早いところでは、週明けにも「はえぬき」の刈取りが始まる見込みです。

県では刈取りが遅れると胴割れなどが発生するリスクが高まるとして、適期内での刈取りを呼びかけています。

また、今シーズンは葉っぱに色が残っていても登熟が進んでいる場合があり、注意が必要だということです。

【県 農業技術環境課 矢野真二 課長補佐】「田んぼの見た目は色が緑色にみえるが実際、穂の方はしっかり実っていることもあるので、穂の部分をしっかり観察して適期を逃さずに稲刈りをしていただきたい」