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寒河江市の企業が市に防災用の井戸を贈呈

災害時の水の確保につなげようと山形県寒河江市の企業が市に防災用の井戸を贈呈しました。

「こちらが寒河江市に設置された地下水を汲み上げる防災用の井戸、片手でも楽々と汲み上げられます。」

 災害時、断水時の心強い味方です。寒河江市の指定避難所に設置された防災井戸。近年、全国的に記録的な自然災害が発生していることなどを受け、寒河江市に本社を置く高田地研がおよそ300万円をかけて施工しました。
 贈呈式では高田地研の高田誠社長から佐藤市長に目録が手渡されました。
 
 寒河江市によりますと市内に防災用の井戸が設置されるのは初めてだということです。
 
【佐藤洋樹 寒河江市長】
「災害の時は電気と水の確保が厳しい状況になるけれど、そういう場合にも確保できる水源があるというのは大変重要。大事に使わせていただきたい。」

【高田地研工事部 伊藤寿部長】
「災害時にはいろいろな不安が襲ってくると思うけれど、そういった際にこの綺麗な水を見て、触ってもらうことで、少しでもその後の元気に繋がっていけば良いなと施工させてもらった。」

 この井戸はライフラインが止まってしまった時には誰でも料理やトイレなどの生活用水として利用出来るということです。