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東北芸術工科大で名物教授の講義 軽妙なトークも
東北芸術工科大学で社会人向けの講座「夏芸大」が開かれています。
8月29日は、メディア出演も多く行う教授の講義が行われました。
「志村先生による講義が、こちらの大きな会場でおこなわれています。」
大きな蝶ネクタイ姿、 そして麦わら帽子に猫耳で登場したのは、志村直愛教授。
志村教授は建築や歴史をいかした町作りなどを専門とし、数々のテレビ番組に出演しています。
YTSではゴールデンタイムに放送していた「YTSスペシャル」で歴史的建造物について解説したことがあります。
29日は、午前と午後の部あわせて40人ほどが参加。
講義では、国内の西洋建築に伴う歴史や構造、独特な「アーチ」づくりの技術などについて説明していました。
「どれくらい削って、何個積んで、どうやって作っていけば上手にアーチが組めて・・・これを考えるのがめちゃくちゃ難しい。この技術を持った人が、尊敬される存在。“アーチ”の技術を持ったテクニック、技術を持った人がアーキテクト(=建築家)と呼ばれる」
参加者は、志村教授の軽妙なトークに熱心に耳を傾けていました。
「仙台からきた女性「飽きないというか、テンポ感がすごくいいと思う。色々な情報が出てくので、本当に勉強になる」
【志村直愛教授】
「山形市内でも今、古い建物がどんどんなくなっていることがまだ進んでいる。これを機会に素敵な魅力にもう一回気づいていただいて。そういう風にして歴史を伝えて、山形を魅力的な街にすることにつなげられればと思う」
こちらの社会人向け講座「夏芸大」は、9月6日まで開催されていますが既に予約受け付けは終了しているということです。